国保中央会運用LIFEとは?令和8年度、厚労省運用LIFEから国保中央会LIFEへの移行と知っておきたい5つの変更点

令和8年度より、介護現場におけるデータ活用のあり方が大きく変わります。そのひとつが、現在のLIFE(以下、厚労省運用LIFEと呼びます)から、より情報の正確性を高めた「国保中央会運用LIFE」への刷新です。

「また新しい操作を覚えないといけないの?」「今のデータはどうなるの?」といった不安を抱える管理者・職員の皆様に向けて、今回の仕様変更のポイントをわかりやすく解説します。

国保中央会運用LIFEとは?なぜ国保中央会運用LIFEに変わるのか

国保中央会運用LIFEとは、氏名や被保険者番号が紐付いた状態(顕名)で管理・運用する新しいLIFEシステムの総称です。

これまで厚労省運用LIFEに蓄積されたデータは、個人を特定できない匿名の状態でした。しかし、令和8年度から稼働する介護情報基盤にLIFEのデータの一部を蓄積し、より質の高い介護サービスを提供するため、個人を特定できる顕名情報として管理する仕組みが必要となりました。

これに伴い、システムの運用主体も厚生労働省から国保中央会へと移管されます。

介護事業者が注意すべき「移行」の落とし穴

現在の厚労省運用LIFEから国保中央会運用LIFEへの切り替えには、厚労省運用LIFEの画面上にある移行ボタンを押すと個人情報を含まない事業所のアカウントに関する基本データが移行されます。
ただし、ボタン一つで完了しない重要な注意点があります。

引き継がれるのはアカウント情報のみ

個人情報保護の観点から、現在の利用者情報や過去の様式情報は国保中央会運用LIFEには自動で引き継がれません。

利用者情報の再登録が必要

国保中央会運用LIFE移行後に新しく様式を提出する場合、利用者情報を最初から登録し直す必要があります。

※ただし、厚労省運用LIFEですでに提出済みの様式について、遡って再登録する必要はありません。

ここが便利になる!5つの主な変更点

システム改修により、日々の業務負担を軽減する改善も盛り込まれています 。

変更内容メリット
バックアップファイルの授受が不要に別の端末で情報を更新しても自動反映されるようになります。
電子証明書によるログイン端末認証を強化し、悪意のある第三者によるログインを防止します。
一時パスコード認証の廃止端末ごとのパスコード入力の手間がなくなります。
ブラウザから直接ログイン可能に専用の「LIFEアイコン」を端末に導入する必要がなくなります。
利用者情報の正確性確認機能介護情報基盤と照合し、情報の誤登録を自動で防ぎます。

バックアップの授受や、パスコードの入力が不要になる点は、これまでより利便性がアップする点になります。国保中央会運用LIFEでは個人情報をシステム上で保持するということから、これまでよりセキュリティ面を強化する必要があるため、電子施用名所をインストールした端末でしかログインができない仕組みとなっています。

運用開始までのスケジュール(令和8年度)

最新のスケジュールによると、大きな節目は令和8年(2026年)の夏です。引き続き算定するには、5月11日から7月31日までの間に移行作業を済ませる必要があります。

  • 2026年5月11日: 「国保中央会運用LIFE」稼働開始。
  • 2026年7月31日: 移行期間終了。「厚労省運用LIFE」へのデータ提出停止。
  • 2026年9月1日: 現行の「厚労省運用LIFE」本番環境が停止。

画像引用:介 護 保 険 最 新 情 報Vol.1484

電子証明書の取得が必要です

先にも述べた通り、国保中央会運用LIFEを利用するには、電子証明書が必要となります。ご自身の事業所がどちらに該当するか確認しておきましょう。

(1)①か②のいずれかに該当
 ① 電子請求受付システムへログインしレセプト請求をしている
 ② ケアプランデータ連携システムを利⽤している
(2)(1)①②で利⽤している端末と、国保中央会運用LIFEで利⽤する予定の端末が同じ

(1)と(2)の両方に該当する場合は電子証明書の取得は不要となります。どちらかにしか該当していない場合は電子証明書の取得が必要ですので、電子証明書のインストールを済ませておきましょう。

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まとめ

「国保中央会運用LIFE」への移行は、利用者情報の再登録という手間が発生する一方で、セキュリティの向上やログイン手順の簡略化など、現場の利便性が高まる側面も多くあります。

特に「バックアップファイルのやり取りがなくなる」点は、複数端末で作業する事業所様にとって大きな改善となるはずです。今後も最新情報が入り次第、皆様にお伝えしてまいります。

※本コラムは令和8年3月23日時点の厚生労働省事務連絡に基づいて作成しています。

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